◆米女子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米女子オープン 第2日(31日、米ペンシルベニア州ランカスターCC=6583ヤード、パー70)
第2ラウンドが行われ、15位から出た渋野日向子(サントリー)は3バーディー、3ボギーの70で回り、通算1オーバーの5位に順位を上げた。5年連続5度目の出場となる全米女子オープンでの決勝ラウンド進出は、4位だった2020年以来4年ぶり。
7番パー5で第3打を1メートルにつけてバーディーを奪い、9番は第2打を50センチにからめてスコアを伸ばした。16番ではグリーン回りのバンカーから第3打を寄せてパーをセーブ。最終18番は3パットのボギーだったものの、上位で予選ラウンドを終えた。「なかなかこういう、上で戦えるのは久しぶりなので、2日間楽しみながらも自分のプレーができるように頑張ります」と笑顔で意気込みを語った。
今季9試合を終え、直近の2戦を含む6試合で予選落ちと苦戦が続くシーズンだが、得意の大舞台で復調の兆しをつかみつつある。19年全英女子オープン以来となるメジャー制覇へ、トップとの5打差を詰めていく。