22年日本女子アマ覇者・寺岡沙弥香が3アンダーで好発進…プロテストは2年連続1打届かず 「一打の重みを痛感した」


初日3アンダーの好スタートを切ったアマチュアの寺岡沙弥香(カメラ・今西  淳)

初日3アンダーの好スタートを切ったアマチュアの寺岡沙弥香(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー メジャー第3戦 日本女子オープン 第1日(26日、茨城・大利根CC西C=6845ヤード、パー72)

 第1ラウンドが行われ、2022年日本女子アマ覇者の22歳アマチュア・寺岡沙弥香が5バーディー、2ボギーの69で回り、3アンダーで上位発進した。後半の7番で8メートルのバーディーパットを沈めるなど、スコアを伸ばし「女子オープンで3アンダーで回れたのは、すごくうれしく思う」と表情を緩ませた。

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のプロテストは現在2次を突破し、最終(10月29日~11月1日、茨城・大洗GC)を控える。ここ2年続けて1打差で不合格となっており、「一打の重みを2年連続で痛感した。調子が悪くても絶対にオーバーパーを打たないように、去年からやってきた」と語る。

 大阪学院大高出身で、2年先輩には男子ツアーで今季4勝を挙げ賞金ランクトップの平田憲聖(エレコム)がいる。1年間半ほど会っていないそうだが、以前習ったパターの練習法を現在も実践している。今の活躍に「びっくりというより、さすが。私も同じくらいビッグな人になれたらいい」と先輩の存在も刺激になった。

 「この大会で勢いをつけて、プロテストにつながるラウンドができたらいい」と寺岡。大舞台で上位争いし、今度こそプロ入りを果たす。

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