早大3年・中野麟太朗、2年連続ベストアマへ69で19位発進 「朝イチのへまをしないように」


2番、ティーショットを放つ中野麟太郎(カメラ・谷口 健二)

2番、ティーショットを放つ中野麟太郎(カメラ・谷口 健二)

◆男子プロゴルフツアー バンテリン東海クラシック 第1日(26日、愛知・三好CC西C=7300ヤード、パー71)

 アマチュアの中野麟太朗(早大3年)は5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの69で回り、首位と5打差の19位での立ち上がりとなった。昨年大会は18位でベストアマを獲得。1年ぶりの三好で上々のスタートを切った。

 2番でティーショットがOBとなり、痛恨のダブルボギー先行に。続く3番もボギーをたたいたが、4番をパーで切り抜け「気持ち的に楽なゴルフだった」と振り返った。9番で1メートルを沈めて、この日最初のバーディー。10番では6メートルのストレートライン、11番は8メートルをねじ込み、3連続でスコアを伸ばした。その後はミスなくまとめ、スコアメイクした。

 大会前のリーグ戦で左手の親指を痛め、この日はテーピングをして出場。「(リーグ戦の)最終日はやらないとと、無理をして出ちゃったのが長引いた」という。4番の第2打からはフルスイングせずプレー。次第にショットも安定したという。次週はアジアアマ、2週後は日本オープンと大きな大会を控えており「早く治したい」と切実な思いを口にした。

 当初の目標は予選通過も、第1ラウンドの結果を受けて上方修正。「明日も朝イチのへまをしないように。今日みたいな感じで後半にスコアを伸ばせたら」と2年連続ベストアマへ向けて意気込んだ。

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