
最終18番をバーディーでホールアウトし岩井明愛(左)と笑顔で抱き合う渋野日向子。初日2アンダー4位の好スタートを切った(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー Vポイント×SMBCレディス 第1日(21日、千葉・紫CCすみれC=6668ヤード、パー72)
女子プロゴルフツアーの今季第2戦、Vポイント×SMBCレディスは21日、千葉・紫CCすみれCで開幕した。渋野日向子(サントリー)は4バーディー、2ボギーで2アンダーの70で回り、首位の3打差の4位で好発進した。
選手紹介時には大歓声に包まれてスタート。2番で約3メートル、5番で4メートルのパットを決めてバーディーを奪い、スコアを伸ばした。8番、11番でボギーをたたいたが、12番でバーディーを奪い返す。18番パー5は残り78ヤードの第3打をバックスピンで約1メートルにつけ、バーディーで締めた。
渋野は「本当にパターがしぶとく入ってくれて、最小限のボギーでとどめることができた。ミスパットは本当に少なかった。このスコアで初日をプレーできてよかった」と振り返った。
日本ツアーは21年10月の樋口久子・三菱電機レディス以来の優勝がかかる。残り2日間へ「私は何かしらやらかすタイプなので(笑い)。もう、ふがふがしない! 明日も欲張りすぎずにいきたい」と見据えた。