
1番ティーショットを放つ大里桃子(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー パナソニックオープン 最終日(4日、千葉・浜野GC=6751ヤード、パー72)
首位と3打差の7位から出た大里桃子(伊藤園)は6バーディー、1ボギーの67で回り、通算9アンダーの2位で終えた。
1番でボギーをたたいたが、5番、8番でバーディーを奪取。後半も12番、13番、15番、17番とバーディーを重ねて猛追したが、通算10アンダーで優勝した菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)に1打届かず。前々週のKKT杯バンテリンレディスに続き、2戦連続の2位となった。
◆大里に聞く
―最終ラウンドを振り返って。
「スタートだけはボギーでしたが、それ以降はいい感じでラウンドできたかと思います」
―プレーオフの準備をしている時の心境は。
「ほぼないだろうと思いながら、17番がパーだったら普通に取材を受けようと思っていました。(首位の菅沼が)まさかのボギーだったので一応、形だけ…笑 準備をして待っていました」
―待っている間の気持ちは。
「何とも言えないですね。プレーオフができたらラッキーだなというぐらいの気持ちです」
―バンテリンレディスに続き、いいゴルフができている。
「やっぱり悔しいですよね」
―来週の今季メジャー初戦、ワールドレディスサロンパスカップに向けて。
「バンテリンから1週空いての試合でしたが、その中でも調子はキープできていました。調子を維持しつつ、来週もいいプレーができたらいいなと思います」
―今シーズンは好調が続いている。
「メンタルコントロールがうまくいっているかと思います。浮き沈みが昔はありましたけど、今は気持ちを出さないようにしています」
―去年の「宮里藍 サントリーレディス」優勝から自信が戻った。
「昨年はシード落ちをしてからシーズンを迎えました。そこで何かが吹っ切れたものもありましたし、昨年のシーズンインの時にはゴルフを楽しめばいいやぐらいの気持ちでシーズンに入ったのでそれを今も続けている感じです」
―今年も早く優勝を…。
「そうですね。早く私の週が来るといいなと思っています」