
プロアマ戦を笑顔でプレーした佐久間朱莉(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー ニチレイレディス プロアマ戦(19日、千葉・袖ケ浦CC新袖C=6594ヤード、パー72)
ツアー2勝の佐久間朱莉(しゅり、大東建託)が19日、プロアマ戦に出場して最終調整した。現在メルセデスランキング1位の22歳は「2勝目を挙げた時に、目標を年間女王に設定した。言ったからには有言実行したい。5勝くらいいけたらチャンスはある」と言葉に力を込めた。
前週の宮里藍サントリーレディスは3位に入ったが、開幕前日の12日に寝違えた影響による首痛に悩まされた。「昨日まで違和感はあった。月曜日はクラブを全く握らずに首を治すことに専念して、今は痛みはない」と明かした。これまで遠征先に持参していたマイ枕が合わず、新しい枕が見つかるまではバスタオルで首の高さを調節して寝ているという。
今大会期間は、最高気温が30度を超える予報の酷暑との戦いにもなる。2年前から水風呂入って体の状態を整えるのがルーチンだ。「熱を抜き切るのが大事。水風呂はあまり得意じゃないので、入れるだけ頑張ります。1~2分くらい。今週は家から通うので、家で入ります」と語った。
昨年大会は最終日に65の好スコアをたたきだしたが、1打差の2位で終え「悔しい思いをした試合はリベンジしたい」と思いは強い。この1年間で2勝を挙げて迎える大会。「グリーン周りは去年よりうまい自信がある。グリーンが小さいので、外れても大丈夫と気持ちになれている」と自信をのぞかせた。