
18番で第3打バンカーショットを寄せて笑顔を見せる都玲華(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー ニチレイレディス 第1日(20日、千葉・袖ケ浦CC新袖C=6594ヤード、パー72)
第1ラウンドが行われ、21歳ルーキーの都玲華(大東建託)は4バーディー、ボギーなしの68で回り、首位と2打差の4位発進を決めた。
出だしの1番で2・5メートル、5番は3メートルに乗せてスコアを伸ばした。17番は6メートルを決め、18番はバンカーから1メートルに寄せて連続バーディーで締めた。ノーボギーの67に「ヤバいですよね。スコア以上に内容がすごい良かった。自己採点は90点くらい。ただ、これを平均にしていかないと優勝争いはできない。はしゃぎすぎずに受け入れて、これくらいを平均にしていきたい」と力説した。
今週はベテランキャディーの串田雅実氏と初タッグ。同組の吉田鈴(大東建託)が2番から3連続バーディーを奪った時には「私もバーディー取りたい…と言ったら、『都、今じゃない』とストップをかけてもらえたり、朝からずっと言ってくれた。欲を抑えながらできた」と笑う。ピンを狙うショット時に「グリーン手前でいい。アプローチを寄せたらパーでいける」など助言を受け、好スコアにつながった。
5月のパナソニックオープンに続く、自己最高タイの4位発進。今後の目標を「シードを取りたいし、優勝したい」と掲げており、今季のルーキーで一番乗りとなる初優勝に向けて好スタートを切った。