吉田鈴は3打差9位「ベストは優勝」 暑さ対策は「朝昼晩にビタミンCのサプリメントを…」


2番ティーショットを放つ吉田鈴(カメラ・渡辺 朋美)

2番ティーショットを放つ吉田鈴(カメラ・渡辺 朋美)

◆女子プロゴルフツアー ニチレイレディス 第1日(20日、千葉・袖ケ浦CC新袖C=6594ヤード、パー72)

 第1ラウンドが行われ、21歳のルーキー・吉田鈴(大東建託)が5バーディー、2ボギーの3アンダー、69で回り、首位と3打差の9位で発進した。

 2番は1・5メートルに寄せ、3番は4メートル、4番は8メートルのロングパットを決めて3連続バーディー。後半の11番は10メートル超をねじ込んでスコアを伸ばした。15番、17番でボギーをたたいたが、60台で終えた。

 この日のラウンド前の練習から、クラブがボールの芯に当たらず「(持ち球の)ドローが出てくれなくて、フェードで右に出るミスが多かった。ショットが悪い状態でスタートしたので、60台を出せたのはすごい良かった」と振り返った。

 プロ1年目の今季は、開幕戦のダイキンオーキッドレディスで15位。4度の予選落ちはあったが、5月のブリヂズトンレディスで9位と実力を発揮している。今後に向けて「もちろん、優勝したい。ベストは優勝だけど、こういうゴルフが続いてくればチャンスもある。自分のペースは崩さないでいきたい」と言葉に力を込めた。

 この日は最高気温が30度を超える酷暑でラウンド。「暑いのは苦手な方です…」と語る吉田は、「疲れないようにサプリメントを服用していて、ビタミンCは朝昼晩に飲んでいる。糖質のドリンクはラウンド中に飲んでいて、その2つは欠かせない」と対策を明かした。

 初日は午前7時40分スタートだったが、第2日は同9時25分のティーオフ。「明日は暑い中のスタートになると思うので、ちゃんと暑さ対策をして、体調万全でいきたい」と見据えた。

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