清水大成「なんでかなあ…っていう感じ」 4打差首位で出るも77と崩れ4位


17番、ダブルボギーでスコアを落とし、天を仰ぐ清水大成(カメラ・中島 傑)

17番、ダブルボギーでスコアを落とし、天を仰ぐ清水大成(カメラ・中島 傑)

◆男子プロゴルフツアー メジャー第3戦 日本オープン 最終日(19日、栃木・日光CC=7238ヤード、パー70)

 4打差の単独首位で出た清水大成(ロピア)は2バーディー、3ボギー、3ダブルボギーの77と崩れ、通算1アンダーの4位だった。

 5月の日本プロ選手権に続く同年メジャー2冠へ逃げ切りを図ったが、この日はティーショットをフェアウェーに運ぶことが出来ず苦戦。「自分的にはナイスショットしたのがちょっとラフに入ったり。微妙にかみ合わなかった。ちょっとひどいゴルフだったなと思います」とぼう然とした表情で振り返った。

 3番でバーディーを奪い9アンダーまで伸ばしたが、5番でダブルボギー。7番でもスコアを落とし、後続との差は3打に縮まった。8、9番で2~3メートルのパーパットを沈めて粘ると、11番で花道からチップインバーディーを奪い流れを引き寄せたかに見えたが試練は続いた。12番パー3で3オン2パットを喫し、この日2つ目のダブルボギーで1打差に迫られ、17番ではグリーン右手前ラフからのアプローチをミスし、3つ目のダブルボギーでトップから陥落した。

 前日の第3ラウンドで63をマークした翌日の77。「(11番のバーディーは)僕もすごくいいバーディーだったなと思ったんですけど。なんでかなあ…っていう感じですね。そんなに緊張しすぎずにできていたんですけど」。悔しい敗戦後にも関わらず、雨のなかプレーオフの行方を見届けた。片岡尚之の元へ向かうとハグで優勝を祝い、コースを後にした。

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