
大須賀望(左)
◆女子プロゴルフツアー 資生堂・JALレディス 第2日(4日、神奈川・戸塚CC東C=6487ヤード、パー72)
第2ラウンドが進行しており、プロ4年目の大須賀望(静ヒルズCC)が5位で出て5バーディー、ボギーなしで2日連続の67をマークし、通算10アンダーで永井花奈(ServiceNow)と並ぶ首位でホールアウトした。
身長146センチと小柄な大須賀が躍動した。前半は3番で2メートル、9番で1・5メートルのベタピンで伸ばし、11番と12番は約1メートルにつけて連続バーディー。14番は5メートルを沈めた。2日間でボギー1つのみと安定したプレーで暫定トップに立った。「苦手なティーショットをある程度フェアウェーに置けて、セカンドショットも距離が良くて、パターもラインが見えてたので、バーディーが取れた」と自画自賛した。
プロテスト同期で仲が良い女子プロ・千葉華をキャディーに起用。前週のアースモンダミンカップで一緒に練習ラウンドをしていた時に今大会の主催者推薦での出場が決まり、急きょタッグを組むことが決まった。千葉いわく「予選通過したらラーメン食べようとか、ずっと雑談してます」といい、大須賀は「過去イチ、笑いながらゴルフをしています」と声を弾ませた。
ツアー出場者では最小の146センチと小柄な大須賀。飛距離などで不利な面があるが、パターを打つ際に目線が地面に近いことで「カップが大きく見える」とメリットも感じている。「逆に、一番小さいことが売りになる。自分より小さい人は出てきてほしくない」と超ポジティブだ。
刺激をもらえる存在がいる。150センチながら、米ツアー3勝を誇る同学年の山下美夢有(花王)と仲が良く「美夢有も小さいのに活躍している。自分もそこを自分は目指している」。4月に下部ツアーで優勝時には「おめでとう」とLINEで祝福された親友の背中を追っている。
レギュラーツアーでは、昨年のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンの29位が最高成績。今大会を制すれば、149センチでツアー3勝を挙げた馬場ゆかりを超え、ツアー最低身長での優勝となる。
さらに、宮城県出身者で初のツアーVもかかる。大須賀は「まだ名前も知られていないので、地元を盛り上げられるように、今週で覚えてもらえたらと思う」と力を込めた。
◆大須賀 望(おおすが・のぞみ) 2002年2月1日、宮城県黒川郡出身。24歳。父・純さんの影響で5歳でゴルフを始める。東北高時代の19年東北ジュニアゴルフ選手権・女子15~17歳の部3位。22年プロテストで4度目の挑戦で合格。下部ツアーは23年のサロンパスレディスと静ヒルズレディス、26年ヤンマーハナサカレディスで3勝。レギュラーツアーの最高成績は25年ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンの29位。
目標の選手は宮里藍。趣味はカプセルトイ集め。家族は両親、弟。146センチ、52キロ。

