【女子ゴルフ】道産子・小祝さくら、70で1差9位発進 ホステス大会Vへ特別天然記念物・タンチョウとの遭遇が吉兆に「ダチョウかと思った(笑)」


11番、ティーショットを放つ小祝さくら(カメラ・山崎 賢人)

11番、ティーショットを放つ小祝さくら(カメラ・山崎 賢人)

 ◆女子プロゴルフツアー ニトリレディス 第1日(27日、北海道=釧路CC鶴居東C=6640ヤード、パー72)

 ツアー史上初の道東開催は、第1ラウンドが行われ、北海道・北広島市出身でツアー12勝の小祝さくら(28)=ニトリ=が3バーディー、1ボギーの2アンダー70で回り、トップと1打差の9位につけた。国の特別天然記念物「タンチョウ」との遭遇を吉兆に、ホステス大会での今季勝利に向かう。ツアー最多記録(1991年東海クラシック雪印レディース)に並ぶ8人が首位に並び、1打差に23人がひしめく大混戦となった。

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 故郷の声援が力になった。小祝が好スコアをマークし、1打差につけた。後半8番での3パットのボギーが心残りだった。「もったいなかった。後半は流れがあまり作れなくて、納得のいかないゴルフだった。ティーショットが曲がりだして、耐えるゴルフになってしまった。ティーショットが問題」。どこかスッキリしない表情だった。

 後半3番で7メートルを沈めて3アンダーに伸ばし、いい流れに乗りかけた頃、滝のような雨が降り出した。5番のティーショットを打つ直前、降雨によるコースコンディション不良のため中断に入り、現場で35分待機した。「そこまではいいゴルフをできていたけど、体が固まる感じはあった。仕方ないかなという感じ」と受け入れた。

 2日前の25日だった。コースからホテルに帰る途中、国の特別天然記念物「タンチョウ」4羽を目撃した。「ダチョウ?」。小祝は車内から、二度見した。「めっちゃでかくて、ダチョウかと思った。もうちょっとちゃんと見たかったけど、すぐに通り過ぎたので。え、ダチョウじゃん、って感じだった」。北海道東部に生息する「タンチョウ」は全長140センチ、体重10キロ近い大型のツル。世界最大の鳥「ダチョウ」と勘違いする天然っぷりを発揮した。

 2024年大会は海外メジャー全英女子オープンと重なり、昨年は左手首痛のため欠場を余儀なくされた。3年ぶりとなるホステス大会で、結果を残したいところ。「好スタートという感じは自分の中ではあまりない。まだ初日が終わったばかりなので、明日から伸ばせるように頑張りたい」。幸運の鳥とも言われる「タンチョウ」との遭遇は吉兆。ツルの恩返しならぬ、所属先への「小祝の恩返し」を届ける。(高木 恵)

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