
ティーショットを放つ藤本佳則(カメラ・今西 淳)
◆男子プロゴルフツアー フォーティネット・プレーヤーズ・カップ 第1日(22日、千葉・成田ヒルズCC=7105ヤード、パー71)
藤本佳則(国際スポーツ振興協会)が5バーディー、ボギーなしの5アンダー66をマークし、3月の開幕戦ハンダ・日本オーストラレーシア選手権以来の首位発進を決めた。「スコアはいいかもしれないけど、ショットの内容は良くない」と表情は晴れなかった。
前半の13番で2打目をピン左1メートルに運び、15番では7メートルをねじ込みスコアを伸ばした。7番は残り110ヤードの第2打をピンにからめ、最終9番パー5はグリーン右手前からの第3打を1メートルにつけてバーディーで締めた。ティーショットが右に行く場面もあったが、しぶとくパーをセーブ。「やっていきながら、いいものを見つけていくことが僕らの作業の一つ。それにしてももう少し(球が)つかまってほしい」と苦笑いを浮かべた。
「ゴルフは数字で見られるけど、内容を大事にしたい。どれだけいいスコアを出しても、内容があまり良くなかったらすごくイヤ。逆にスコアが出ていなくても内容が良かったらすごく気分が良くなる」という藤本。「試し試しやっている。スコアを作りにいったゴルフというよりかは、いいもの探しのゴルフという感じでプレーするタイプ。それは一生変わらない。理想の動きに対して、実際スイングをしたらそういう動きにならないことがある。そのギャップをどう埋めていくかが重要」と日々の取り組みについて口にした。
最終日は37歳の誕生日だが「誕生日がうれしいっていう年齢でもないし(笑)」と強い意識はない。「でも祝ってくれる人もいるし、優勝はどこで勝ってもうれしい。それが重なればハッピー」。5月の関西オープン以来の今季2勝目へ、「いいもの探し」の旅を続ける。

