宮里優作、18歳下の同組・金谷に「もまれてきます」5か月ぶり国内出場


5か月ぶりの国内ツアー出場となる宮里優作(左は佐藤信人氏)

5か月ぶりの国内ツアー出場となる宮里優作(左は佐藤信人氏)

 男子プロゴルフツアーのメジャー第3戦・日本オープンは11日から4日間、横浜CC(7257ヤード、パー71)で行われる。予選ラウンドの組み合わせが9日発表され、昨年賞金王・宮里優作(38)=フリー=は、アジア・パシフィック・アマチュア選手権(4~7日・シンガポール)優勝で来年の海外メジャー、マスターズと全英オープン出場権を得た、大学の後輩・金谷拓実(20)=東北福祉大2年=と同組で回る。

 5か月ぶり国内出場の宮里は日本シリーズJTカップ(13、17年)、日本プロ選手権(17年)に続く12人目のメジャー3冠が懸かり「(腰痛が回復したばかりの現状で)優勝のイメージは湧かないが、目の前のことをやるだけ」と、静かに闘志を燃やした。金谷と回るのは昨夏以来で「テンションが変わらないのが強み」と絶賛し、「若手にもまれてきます。壁になれない」と苦笑した。

 宮里は今季主戦場とした欧州ツアーで、獲得賞金を基準としたポイントランクで101位。シード権の110位以内は、他選手の動向次第となっている。年内は国内を中心にプレーすることを表明した。(岩原 正幸)

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