シンガポールOPは第2日も日没サスペンデッド。佐藤大平が暫定3位


6アンダーでホールアウトし、サインの求めに応じる佐藤大平

6アンダーでホールアウトし、サインの求めに応じる佐藤大平

 ◆アジアンツアー共同主管 男子プロゴルフツアー開幕戦 SMBCシンガポールオープン第2日(18日、セントーサGC=7403ヤード、パー71)

 第1ラウンド(R)の未消化分と、第2Rが行われた。競技は午前中に荒天のため2時間近く中断し、現地時間午後7時5分(日本時間同8時5分)に日没サスペンデッドとなった。第2Rの残りは19日に行われる。

 暫定首位はすでにホールアウトしているプーム・サクサンシン(タイ)とポール・ケーシー(英国)の2人。1打差の6アンダー同3位で、昨季下部ツアー賞金王の25歳・佐藤大平、22歳・和田章太郎、7ホール終了の藤本佳則が追う。

 石川遼は前半9番を終えて3バーディー、1ボギーで4アンダー同15位となった。同組の前年覇者、セルヒオ・ガルシア(スペイン)は8番終了で3アンダー同21位で、9ホール終了の池田勇太と並ぶ。昨季賞金王の今平周吾は第1R17ホール終了時に発熱のため、途中棄権した。

 サクサンシン(65、70で暫定首位)「長い一日で疲れた。今日はいい食事をしてよく休んで、夕飯はチキンライスを食べたい」

 ケーシー(67、68で同首位)「ガルシアやフィッツパトリック、他の選手にも勝ちたいと思っている。タフなフィールドだけど。アジアにもいい選手がいるし、彼らはここの芝、グリーンにも慣れている。日曜日にいいポジションにいられるようにしたい」

 佐藤(東北福祉大では松山英樹の2年後輩。第2Rは後半に巻き返し71)「耐えたなという感じ。望みがつながった。(17年には中国に活躍の場を求め)ゴルフ以外の環境でもいい経験になった。将来は松山さんのように米ツアーでプレーしたい」

 石川(第1Rを28位で終え、同15位に浮上)「今日は9ホールだけでしたが、まずまず修正できてうまくパットできた。明日も楽しみになるような内容だった。明日は長丁場になると思うけど、中断とか途切れ途切れになったりするかもしれないけど、集中力を切らさずにプレーしたい」

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