稲見萌寧
女子プロゴルフの大東建託・いい部屋ネットレディスは８月１日から４日間、山梨・鳴沢ＧＣ（６６０５ヤード、パー７２）で行われる。最終日（７月２８日）が１０代最後の日だった先週のセンチュリー２１レディスで、ツアー初優勝を飾った稲見萌寧（もね、都築電気）は３１日、２０代最初となる今大会でも優勝を狙うことを堂々と宣言した。
ツアー本格参戦１年目で、初優勝を果たした稲見は、一躍、時の人に。約５０通のお祝いメールが届き、今大会ではツアー看板プロのひとりとして初めて前夜祭に出席した。「前夜祭にふさわしい服を持っていなかったので、急きょ、御殿場（静岡県）のアウトレットに買いに行きました。カジュアルワンピースを買いました」と笑顔で話した。
２０歳の誕生日だった７月２９日の前日に優勝。ツアー史上１４人目の１０代チャンピオンになった稲見は、ツアー史上３人目の初Ｖ→翌週Ｖ２の快挙へ意欲を示す。「１０代最後の大会で優勝できた。２０代最初の大会でも優勝を目指します」と大きな目標を明かした。
◆日本女子ツアーで初優勝の翌週に２勝目を挙げた選手（１９８８年ツアー制度施行後）
▽西田智慧子 １９９０年１０月４～７日・宝インビテーショナル→同１２～１４日・富士通レディース
▽表純子 ２００５年７月８～１０日・シャトレーゼクイーンズカップ→同１５～１７日・スタンレーレディス