長嶋さん、石川遼の完全優勝に「やはり何かを持っている」


大会ボランティアから拍手で祝福される石川遼(カメラ・宮崎 亮太)

大会ボランティアから拍手で祝福される石川遼(カメラ・宮崎 亮太)

 ◆男子プロゴルフツアー 長嶋茂雄招待セガサミーカップ 最終日(25日、北海道・ザ・ノースカントリーGC=7178ヤード、パー72)

 3打差首位で出た石川遼(27)=カシオ=が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算20アンダーとして、自身初の2戦連続優勝で通算16勝目を挙げた。約8年ぶりに賞金ランク1位へ浮上し、10年ぶり2度目の賞金王奪還や20年東京五輪代表入りへの夢も広がってきた。

 長嶋茂雄・大会名誉会長(大会をテレビ観戦)「セガサミーカップ15回記念大会開催おめでとうございます。そして見事優勝を飾った石川選手、おめでとうございます。予選ラウンドでは悪天候によるサスペンデッドもあったと聞きました。決勝ラウンドは雨の後とは思えない素晴らしいコースコンディションの中、記念大会が無事に全ての日程を終え素晴らしい大会となったことを大変嬉しく思います。石川選手はセガサミーカップ初の複数回優勝で、しかも10回大会に続いての記念大会制覇、やはり何かを持っている選手ですね。また日本プロからの2戦連続優勝を、4日間トップの完全優勝で決めたということで、再び世界を舞台に戦う姿が今から楽しみになってきました。これからも男子ゴルフ界を盛り上げ、引っ張ってくれることを期待しております。残念ながら今年はテレビの前での観戦となりましたが、来年はぜひ爽やかな夏の北海道に伺い、ギャラリーの皆さんとともに熱戦を楽しみたいと思っております」

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