74の石川遼は通算8オーバーでホールアウト 日本オープン第2日


1番ティーショットを放ち、下唇を噛みながら打球を見つめる石川遼

1番ティーショットを放ち、下唇を噛みながら打球を見つめる石川遼

 ◆男子プロゴルフツアー メジャー第3戦 日本オープン 第2日(18日、福岡・古賀GC=6817ヤード、パー71)

 7月の日本プロ選手権からのメジャー2連勝を狙う、賞金ランク2位の石川遼(28)=カシオ=は72位で出て3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの74で回った。計2時間56分にわたる2度の中断をはさむ難しい条件の中、ホールアウト時点で8オーバーの78位となっている。

 「やっぱりショットがよくなかったかな、と。この2日間。左(へ)のミスがすごく多くて。ヘッドが走りまくって下半身止まっちゃっている。いきなりそれが出たりする。何なんですかね…」と振り返った。

 10番から出て12番でバーディーが先行。だが、ショットの乱れた14番から3連続ボギー。17番はダブルボギーとし、18番もボギーで前半は40と苦しんだ。それでも、後半は立て直した。5番で2メートルにつけてバーディーを奪うなど、2つのパー5で伸ばした。予選カットラインのかかった終盤の8番、9番はバーディーを狙って果敢にドライバーを握った。8番は右隣の3番のラフへ曲げるも、第2打以降でナイスリカバリーを見せてパー。9番はグリーン右手前のラフへ運び、10メートルのバーディーパットを外してのパー。「(ドライバーの選択は)この状況でどういう球が出るのが知りたかった」と説明した。

 2度の中断のため、日没サスペンデッドが確実となっている。

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