松山英樹、5バーディーで11位発進


松山英樹

松山英樹

 ◆米男子プロゴルフツアー アーノルド・パーマー招待第1日(5日、米フロリダ州・ベイヒルC)

 日本勢唯一の出場の松山英樹(28)=LEXUS=は5バーディー、2ボギーの69をマーク。3アンダーで首位と4打差の11位につけた。3日に崩した体調が懸念されたが「大丈夫」と得意のショット力で伸ばし万全をアピール。65で回ったマット・エブリー(米国)が7アンダーで単独首位。世界ランク1位のロリー・マキロイ(英国)が66で1打差の2位につけた。

 松山は4番でこの日最初のバーディーを奪うと、5番では2打目をアイアンでピン奥約50センチにピタリと寄せる精度の高いショットを披露。6番まで3連続バーディーで伸ばした。風が強まった後半も15番の2打目をアイアンで7メートルにつけてリズムよくバーディーを奪った。「全体的にいいゴルフができた」とうなずいた。

 3日は風邪で寝込み、頭痛で「全然打てなかった」と言うが、4日のプロアマ戦終了後にはコース近くの自宅で200球の打ち込みをして調整した。「練習したら(感覚が)戻ったのでホッとした。引き続きいいプレーをしたい」。17年8月以来の米通算6勝目で、4月のメジャー初戦、マスターズ(米ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC)へ弾みをつける。

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