渋野日向子、五輪延期に初言及「出られるように頑張りたい」テレビ番組リモート出演で決意


渋野日向子

渋野日向子

 女子プロゴルフで海外メジャーを含む日米通算5勝の渋野日向子(21)=サントリー=が19日、代表選出圏内にいる東京五輪の1年延期決定後初めて、五輪への思いを口にした。「延期になってしまい、正直びっくり」としながら、「やるべきことは変わらない。来年って決まっているので、それに向けて一試合一試合が大事。東京五輪に出られるように頑張りたい」と力を込めた。

 この日、日本テレビ系で放送され、地元・岡山からリモート出演したKKT杯バンテリンレディス(17~19日、熊本空港CC)の特別番組で述べた。渋野は大会特別協賛社の興和と契約するホステスプロで出場予定だったが、国内ツアーはこの大会を含め、新型コロナウイルスの影響で5月末まで13試合連続の中止が決まっている。

 シーズン開幕が当面、厳しい状況に「開幕がいつか分からない状況だけど、日本中、世界中が今は(感染拡大防止のため)やるべきことをやり、開幕した時に私たちが笑顔を届けられるように」と語った。

 番組では自宅でできるストレッチや、クラブでボールをリフティングし、パーカのフードに入れる「リフティングチャレンジ」も披露した。最近、シェパード犬を飼い始め、「ワンちゃんと戯れています」と明かした。渋野のほか、熊本県出身で興和と契約する有村智恵(32)、同県出身の上田桃子(33)も出演した。

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