７番でティーショットを放つ小祝さくら。首位と２打差の２位となった（代表撮影）
◆女子プロゴルフツアー ニトリレディス最終日（３０日、北海道・小樽ＣＣ＝６６９５ヤード、パー７２）
北海道出身でニトリ所属の小祝は２打及ばず、地元＆ホステス優勝はならなかった。２番で一時単独首位に立った。しかし、３番で１メートルのパーパットを外し、笹生に並ばれた。その後は前半に３バーディーと食らいついたが、１５、１６番の連続ボギーが痛恨だった。自身ツアー５度目の２位に「まず一番は悔しい。本当にパットが入らなかった」と残念がった。
初めて同組でプレーした３学年下の笹生については「ショットもパットもうまい。ああいうふうになりたい」と脱帽した。前週のメジャー、ＡＩＧ全英女子オープンの出場権を持ちながら、コロナ禍で熟慮し、国内ツアー専念を決断した。３位を８打も引き離す堂々のプレーぶりを見せ、「また優勝を目指して頑張りたいと強く思った」と決意を新たにした。