国内初戦のフジサンケイクラシック初日 2009、10年大会王者の石川遼は前半を4オーバーで折り返し


初日、17番、2打目を打った後にクラブから手を離す石川遼(代表撮影)

初日、17番、2打目を打った後にクラブから手を離す石川遼(代表撮影)

 ◆男子プロゴルフツアー今季第2戦 フジサンケイクラシック 第1日(3日、富士桜CC=7566ヤード、パー71、賞金総額1億1000万円、優勝2200万円、参加105人)

 約8か月ぶりのツアー第2戦で、国内開催初戦が予定時刻通りに開幕した。新型コロナウイルス感染対策で無観客での開催の中、ツアー通算17勝の石川遼(28)=カシオ=は前半9ホールを1バーディー、1ボギー、2ダブルボギー、4オーバーの46位で折り返した。

 出だしの490ヤードの10番パー4でバーディー発進した。フェアウェーウッドでの第1打をフェアウェーの中央へ。アイアンでの第2打をピン上1メートルにつけて“おはようバーディー”を奪った。

 続く492ヤードの11番パー4でつまづいた。3ウッドでの第1打が右林へ。打ち直しの3打目をフェアウェーに運び、4打目はアイアンで左上6メートルへ。ボギーパットは右に外れてダブルボギーを喫した。

 448ヤードの14番パー4。強い向かい風の中でのドライバーショットが右の林へ。第2打はアイアンを短く持って右フェアウェーへ出すだけ。アイアンでの第3打はグリーン奥のエッジ4メートルへ。エッジからパターで狙うも右へ外してボギー。

 568ヤードの17番パー5。ドライバーで右のフェアウェーへ。3ウッドでの第2打を左林に曲げてOB。4打目はグリーン左バンカーへ。5打目の寄せは3メートルショート。ボギーパットはカップ右を抜けてダブルボギーで後退した。

 同組の世界アマチュアランク1位の金谷拓実(22)=東北福祉大4年=はイーブンパーの16位。18、19年賞金王・今平周吾(27)=フリー=は、1オーバーの21位となっている。

 ツアー通算2勝の市原弘大(38)=フリー=が4アンダーの単独首位に立っている。

最新のカテゴリー記事