石川遼、ティーショットが木の根元にすっぽり 悪い流れ抜け出せず


10番で放ったティーショットが木の根元に止まった石川遼(代表撮影)

10番で放ったティーショットが木の根元に止まった石川遼(代表撮影)

 ◆男子プロゴルフツアー今季第2戦 フジサンケイクラシック 第3日(5日、富士桜CC=7566ヤード、パー71、賞金総額1億1000万円、優勝2200万円、参加67人)

 09、10年大会覇者の石川遼(28)=カシオ=は3打差6位で出て3バーディー、3ボギーの71と伸ばせず、5打差9位へと後退した。この日も第1R後半から導入したショットの前の“Vサインルーチン”を継続。1番で6メートルを沈めてバーディー発進すると、3番も3メートルを決めて一時は首位に並んだ。

 だが、第1打をグリーン右に外した7番パー3でボギーをたたくと暗転した。10番は3ウッドでの第1打を左林に曲げ、松の木の根元へ。アンプレアブル後の3打目をグリーン右ラフに運んで4オン1パットのボギー。16番は3パットのボギーでスコアを落とした。首位との差は開いたが「10番は試合と練習の力感の差が出た。結果に一喜一憂はありますけど、自分がやりたいことは徐々にできている」と前向きに話した。

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