
練習ラウンドで笑顔を見せる原英莉花
◆女子プロゴルフツアー Tポイント×ENEOS(19~21日、鹿児島・高牧CC=6424ヤード、パー72、無観客開催)
前週の明治安田生命レディスで体調不良のため途中棄権した原英莉花(22)=日本通運=が18日、公式会見で「体調は大丈夫です」と回復を強調した。
原は自身2度目の海外メジャーとなるANAインスピレーション(4月1~4日、米カリフォルニア州)に出場を明言した。「ANAの出場が決まったのでクラブを調整している。昨年の全米女子オープン(予選落ち)では芝の対応が難しかった。それを念頭に置いて、(調整の)途中ではあるけど、体とスイングの調子はいいので、オフにやってきたことが(今週)結果につながるように」と前向きに語った。アイアン、ウェッジのソールを「(全米では)距離感を出していけなかった。出球や抜けがいいように」調整したという。
3月中はアクサレディス(26~28日、宮崎)まで国内で出場。ANA後2週間は、国内ツアーを欠場する可能性が高い。原は「結構、すぐに(米国に)行きたいと思いました」と、ANA出場を即決したと明かした。