石川遼、1ホールで池ポチャ2発が響き、1アンダーにとどまる 首位は高山忠洋


石川遼

石川遼

◆男子プロゴルフツアージャパンプレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品第1日(6日、栃木・西那須野CC=7036ヤード、パー72)

 選手会が主催する新規大会が開幕した。午前組が終了。今季賞金ランク10位の石川遼(29)=カシオ=は4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの1アンダー、71で回った。午前組終了時点で首位と6打差でホールアウトした。

 10番からスタートした石川は一時、2アンダーまでスコアを伸ばしたが、6番パー5で崩れた。「第1打は295ヤードで池を越えるが、アゲンストの風が吹き、当たりも悪くて」池ポチャ。ボールをドロップしたポイントは、1段前のティーグラウンド。3ウッドで放った第3打は斜面を転がり、連発して池ポチャ。「(第5打は)まだ200ヤードも残っていた。何とかダボ」と痛恨の池ポチャ2発の6番ホールを冷静に振り返った。

 直後の7番パー4でバーディーを奪い、1アンダーで初日を終えた。「内容はそれほど悪くなかった。チャンスはつくれています。また、明日、頑張ります」と石川は巻き返しを誓った。

 通算5勝の高山忠洋(43)=スターツ=が7バーディー、ボギーなしの7アンダー、65で回って首位。1打差の2位にベテランの手嶋多一(52)=ミズノ=が続く。

 賞金ランクトップの金谷拓実(22)=フリー=、先週の中日クラウンズでツアー6年ぶりの3勝目を挙げた岩田寛(40)=フリー=は午後スタート。岩田は2ホールで1オーバー、金谷は3ホールで2オーバーと苦しいスタートを切った。

最新のカテゴリー記事