黄金世代・臼井麗香がボギーなしの67で8アンダー1差2位に浮上 好調の秘けつは「10時間睡眠」


16番、カメラマンに向かってピースサインを作る臼井麗香。8アンダー2位タイ(カメラ・相川 和寛)

16番、カメラマンに向かってピースサインを作る臼井麗香。8アンダー2位タイ(カメラ・相川 和寛)

◆日本女子プロゴルフツアー 21年メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第2日(7日、茨城・茨城GC東C=6630ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 ツアー未勝利の黄金世代で、5位から出た臼井麗香(22)=ディライトワークス=が5バーディー、ボギーなしの67で回り、通算8アンダーでこの時点で首位と1打差の2位に浮上した。

 10番からスタートすると、11番からショットをピンそばにつけて3連続バーディー。後半も6、9番で伸ばした。黒を基調とし背中部分に赤い花柄がデザインされたキュートなウェアを意識し、赤いリボンをつけてプレーした臼井は「アイアンショットが良かった。コーチから(ショット後に)フィニッシュを取るように言われて良くなった」と表情を緩ませた。

 98年度生まれは9人がツアーで優勝。これまで2019年のセンチュリー21レディスで4位が最高の22歳は「同い年がみんな勝っているので焦りはあったけど、目の前のことをやっていくことで結果がついてきてくればいい」と平常心を強調した。

 連戦が続き、体調管理の意識も高まっており「以前は7時間半睡眠だったのを10時間取るようにしている。睡眠が取れるようになってから体重が減らなくなり、体力も持つようになった」と好調の要因を分析した。ツアー&メジャー初優勝に向け、「明日からも初日のような気持ちで頑張りたい」と力を込めた。

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