◆米男子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米プロ選手権 最終日(23日、米サウスカロライナ州キアワアイランドリゾート=7876ヤード、パー72)
青空の下、風速10メートルの強風の中、最終ラウンドが開かれている。4月のマスターズ王者の松山英樹(29)=LEXUS=は、8打差23位で出て前半9ホールを2バーディー、1ボギー、1ダブルボギーと1つスコアを落としてターンした。首位と9打差で難度の高い後半へと突入した。
勝負カラーの黄色のウェアに身を包んだ松山は、米ツアー4勝のマーティン・レアド(38)=英国=と2人同組でのラウンドとなった。2番パー5でまさかのダブルボギーが先行した。ドライバーでの第1打が左に曲がりロストボールに。3打目はグリーン左のフェスキューの深いラフに入り、5オン2パットのダボとなった。
それでも、続く3番パー4では、グリーン左手前からウェッジでの2打目を1メートルに寄せて伸ばし、“バウンスバック”に成功。6番パー4はグリーン手前の花道からチップインバーディーを奪った。7番パー5はドライバーで左の深いラフに入れ、1メートルのパーパットがカップにけられてボギーとした。
この日は、4日間で最も短い7550ヤードの設定となった。午前中は多くのホールでフォローとなる風向きで、スコアを伸ばす選手が増えている。