東京五輪代表の松山英樹が新型コロナ陽性判定で棄権「できるだけ早く競技に復帰できることを」


 米男子プロゴルフツアーは2日、4月のメジャー、マスターズ王者の松山英樹(29)=LEXUS=が新型コロナウイルスの検査で陽性判定を受け、米男子ツアーのロケットモーゲージ・クラシック(米ミシガン州デトロイトGC)の第2ラウンド前に棄権したことを発表した。

 松山はこの日、米男子ツアーを通じて「このニュースを受け取り、ロケットモーゲージ・クラシックから棄権しなければならないのは残念です」とのコメントを発表した。さらに「私はすべての人の安全と健康を確保するために必要なすべての予防措置を講じます。皆様のご心配に心より感謝申し上げます。完全に回復し、できるだけ早く競技に復帰できることを楽しみにしています」とコメントした。松山の棄権により第2ラウンドは、リッキー・ファウラー(米国)とフィル・ミケルソン(米国)が2サムで回ることとなった。松山は今後、米男子ツアーのサポートを受けながら米疾病対策センター(CDC)のガイドラインに基づき、自主隔離に入るという。

 松山は今後15日開幕の海外メジャー、全英オープン(英ロイヤルセントジョージズGC)に出場を予定。その後日本へと帰国し、29日開幕の東京五輪(埼玉・霞ケ関CC東C)に出場する日程となっている。日本人初のメジャー2勝目&日本人ゴルファー初の金メダルの期待される五輪出場への影響が心配される。

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