渋野日向子「3年後のパリ五輪に出たい」


9番から10番に向かう渋野日向子

9番から10番に向かう渋野日向子

◆女子プロゴルフツアー 大東建託・いい部屋ネットレディス 第3日(24日、北海道・滝のCC=6578ヤード、パー72)

 32位から出た渋野日向子(サントリー)は、3バーディー、1ボギーの70で回り、通算4アンダーで、渋野のホールアウト時点で26位に浮上した。1番で6メートルのバーディーパットを3メートルもオーバーして、パーパットも入らずに、3パットのボギー。痛恨のスタートとなったが、4番、7番、10番でバーディーを奪い、スコアをふたつ伸ばした。「スタートホールでやってしまった。タッチと読みが合っていなかった。でも、4番で2・5メートルのバーディーパットが入ったことで流れが良くなった」と一日を振り返った。最終日に向けては「この位置なら、当たって砕け散るだけ」と攻撃的なゴルフを宣言した。

 23日には東京五輪の開会式が行われた。女子ゴルフ五輪代表を逃した渋野は「テレビでは見ていませんが(女子ゴルフ五輪代表の)稲見萌寧さんのインスタを見ました。3年後のパリ五輪には出たい。一度は日本代表になりたい。そういう思いが強くなりました」と前向きに話した。

 第3日は全選手が1番からスタートし、最終組は10番をプレー中。韓国の申ジエ(スリーボンド)が10番まで終了し、通算13アンダーで4位から首位に浮上した。14番まで7バーディー、ボギーなしの快進撃を続ける西郷真央(大東建託)が10位から1打差の2位に猛追している。

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