1983年大会覇者の青木功が松山英樹のソニー・オープン優勝を祝福 「私にとっても大変感慨深い」


日本ゴルフツアー機構の青木功会長

日本ゴルフツアー機構の青木功会長

 日本ゴルフツアー機構の青木功会長が17日、米男子ツアー、ソニー・オープンでプレーオフの末、劇的なイーグルで逆転優勝を飾った松山英樹(LEXUS)を祝福した。青木会長が1983年大会で劇的な逆転イーグルで、日本男子初の米ツアー制覇を遂げた同じワイアラエCCで、松山は崔京周(韓国)に並ぶアジア人米ツアー最多8勝目をつかんだ。以下、青木会長の祝福談話全文。

 「松山英樹選手、PGAツアー8勝目おめでとうございます。

 昨年4月にマスターズで優勝した後、7月の東京五輪に出場して大健闘し、さらに10月のZOZOチャンピオンシップで優勝、そして今回の優勝と、ますますその強さに磨きがかかり、風格漂うプレーぶりと佇まいは、まさにメジャーチャンピオンに相応しい堂々としたもので、感心いたします。

 特に、最終日のバックナインに入る時点で5打差がありながらも72ホール目で追いつき、そしてプレーオフの末の逆転優勝ということで、諦めずに追いかける姿に大変感動したと同時に、たくさんの勇気と元気をもらいました。

 今回優勝された開催コースのワイアラエカントリークラブは過去に優勝した経験があり、当時の自分に重ね合わせて今大会を見させてもらっていました。

 そういった意味でも、今回の松山選手の優勝は、私にとっても大変感慨深いものです。今後、どれだけ優勝するのか、どこまで強くなるのか、そんなことを思わせる今回の優勝だったと思います。今後の益々の活躍を期待しています」

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