花の前でプロモーション用の動画を撮影する小祝さくら（左）と勝みなみ（カメラ・今西 淳）
◆女子プロゴルフツアー開幕戦 ダイキンオーキッドレディス 練習日（２日、沖縄・琉球ＧＣ＝６５９０ヤード、パー７２）
ツアー通算６勝で昨季賞金ランク７位の勝みなみ（明治安田生命）が練習ラウンドで調整後、会見に出席。今年は“年女”としての１年を迎える。阪神ファンであり、とら年であり、気合が入る年になりそうだが、「気持ち的には変わらないけど、前の年よりは飛躍した年にしたい。開幕からスタートダッシュできたらいいな」と気持ちを高めた。
昨季は２５４・３１ヤードでツアー全体２位の飛距離を武器に、メジャーを含む２勝を挙げた。オフは１００ヤード以内の距離に着手。「去年、おととしは、そこでスコアを落とすことがあったので」と、ショットやアプローチの精度を高めてきた。「（完成度は）７０～８０％ぐらい。今まででもいい段階で来ていると思います」と明るい表情で見据えた。
今季は自身初のシーズン「３勝以上」を掲げる。来季の米ツアー挑戦にも意欲的で、来季出場権を懸けた予選会に最終（Ｑシリーズ）から参加できる、今年夏の時点で世界ランク７５位以内（現在６８位）を維持することも視野に入れて戦う。「とにかく自分が気持ちがいい、納得したプレーをしたいんです。『今日のゴルフが本当に良かった』というゴルフを１日でもできたら最高だなと思います」。２３歳は強い決意を持って、新シーズンに挑む。