稲見萌寧、スイングの完成度は30~40%「不安だけど、シーズンに入ったらやるしかない」


プロモーション用の動画を撮影する稲見萌寧(左は臼井麗香)(カメラ・今西 淳)

プロモーション用の動画を撮影する稲見萌寧(左は臼井麗香)(カメラ・今西 淳)

 女子プロゴルフツアー今季開幕戦のダイキンオーキッドレディスは3日から6日まで、沖縄・琉球GC(6590ヤード、パー72)で有観客で行われる。昨季賞金女王の稲見萌寧(22)=Rakuten=は「目の前の1勝」を積み上げ、2年連続“女王”をつかむ決意をにじませた。

 稲見は9ホールの練習ラウンドで最終調整した。「オフはなかなか思うように練習とトレーニングができなかった」。スイングの完成度は30~40%とした上で「不安だけど、シーズンに入ったらやるしかない」と、自らを鼓舞した。昨秋に痛めた腰の状態は「痛み自体はない」と説明した。

 東京五輪銀メダリストはオフの2月、北京五輪をテレビで観戦し、金メダルを獲得した小林陵侑(スキージャンプ)、平野歩夢(スノーボードHP)について「フォームがきれいですごい」と、観客目線で見入った。昨季は9勝で自身も“金メダル級”の活躍を見せたが「目標はまず1勝。(今週は)予選通過して4日間楽しく回りたい」と、年間女王へ少しずつポイントを重ねていくつもりだ。

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