昨季は2位が7回 ジャンボのまな弟子・西郷真央が逆転でツアー初優勝 黄アルムが2位


通算10アンダーでホールアウトした西郷真央(カメラ・今西 淳)

通算10アンダーでホールアウトした西郷真央(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー開幕戦 ▽ダイキンオーキッドレディス 最終日(6日、沖縄・琉球GC=6590ヤード、パー72)

 5打差8位から出た、ツアー参戦2シーズン目の西郷真央が6バーディー、1ボギーでこの日ベストの67で回り、通算10アンダーで逆転の初優勝を飾った。昨季は2位が7回と惜しい戦いが続いていたが、ついに“シルバーコレクター”を返上した。

 73の黄アルム(韓国)が9アンダーで2位。71の西村優菜が8アンダーで3位に入った。

 首位タイで出た渡辺彩香は終盤でスコアを落として75。7アンダーで勝みなみらと並ぶ4位となった。稲見萌寧は74で4アンダーの10位だった。

 昨年大会優勝の小祝さくらは69と伸ばし、3アンダーの14位、原英莉花は72で1アンダーの21位で終えた。

 ◆西郷 真央(さいごう・まお)2001年10月8日、千葉・船橋市生まれ。20歳。5歳でゴルフを始め、14年全国小学校選手権優勝。父が尾崎将司の大ファンで、麗沢高時代に弟子入りし、ジャンボアカデミー1期生となる。19年日本女子アマ優勝。同年のプロテストに一発合格。憧れの選手は通算50勝の不動裕理。家族は両親と姉。158センチ。

 ◆西郷の昨季 20年6月のアース・モンダミンカップ(5位)でプロデビューし、トップ10が21回(全体4位)で、賞金ランク4位と活躍。国内メジャー2回を含み、7回2位に入ったが、初優勝にはあと一歩届かなかった。

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