70の松山英樹は首位と4打差26位発進、アマの中島啓太は73で79位 全米オープン初日終了


◆米男子プロゴルフツアー メジャー第3戦 全米オープン 第1日(16日、米マサチューセッツ州ザ・カントリークラブ=7254ヤード、パー70)

 156選手が参加した「世界一難しいメジャー」の初日の競技が終了した。7人出場した日本勢では昨年4月のマスターズ王者・松山英樹が3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70をマーク。日本勢最上位のイーブンパーで、メジャー2勝目に向けて首位と4打差の26位で滑り出した。

 初メジャーの出水田大二郎が2バーディー、5ボギーの3オーバー、73で79位。世界アマチュアランク1位の中島啓太(日体大4年)も1バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの73で3オーバーの79位につけた。

 米ツアー1勝の小平智は3バーディー、5ボギー、1ダブルボギーで4オーバー、74の102位。初メジャーの杉山知靖も4ボギーで4オーバー、74の102位に並んだ。初出場の香妻陣一朗は1バーディー、7ボギーの76で6オーバーの125位と出遅れ。星野陸也は2バーディー、6ボギー、1ダブルボギーの7オーバーの136位と出遅れた。

 米ツアー1勝のアダム・ハドウィン(カナダ)が、4アンダーの単独首位スタートを決めた。2011年大会覇者で松山と同組で回ったロリー・マキロイ(英国)ら5人が1打差の2位で続く。2013年大会王者のジャスティン・ローズ(英国)、2016年大会覇者のダスティン・ジョンソン(米国)は2アンダーの7位で追う。

 連覇を狙うジョン・ラーム(スペイン)、3つ目のメジャータイトルを狙うコリン・モリカワ(米国)、5月の全米プロ選手権を制したジャスティン・トーマス(米国)は1アンダーの14位発進となった。

 4月のマスターズを制した世界ランク1位のスコッティー・シェフラー(米国)、昨年の東京五輪金メダルのザンダー・シャウフェレ(米国)、日本ツアー6勝のショーン・ノリス(南アフリカ)はイーブンパーの26位につけた。

 2020年大会王者の飛ばし屋ブライソン・デシャンボー(米国)は1オーバーの42位。史上6人目の生涯グランドスラム(メジャー4冠)に挑むフィル・ミケルソン(米国)は52歳の誕生日に78で、8オーバーの144位と出遅れた。

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