紅一点で決勝R奮闘、2年連続ファイナリスト近賀博子「楽しく、いいプレーできた」…全日本クラブチャンピオンズ


5番、ティーショットを終えて、カメラマンに向かいポーズをとる近賀博子 (カメラ・馬場 秀則)

5番、ティーショットを終えて、カメラマンに向かいポーズをとる近賀博子 (カメラ・馬場 秀則)

◆全日本クラブチャンピオンズ 第61回報知アマゴルフ選手権 最終日(8日、兵庫・関西ゴルフ倶楽部=7008ヤード・パー72)報知新聞社主催

 15オーバーの50位で、今大会の女子選手で唯一決勝に進んだ、近賀(おうが)博子(久邇CC)は2バーディー、4ボギー、2ダブルボギーの78で回り、通算21オーバーの42位だった。5打差6位から出た、大阪府出身の吉本隆弘(万寿GC)が6バーディー、1ボギーで、今大会のベストスコア67をマークし、通算2アンダーとして逆転で大会初優勝を飾った。

 紅一点で奮闘した。昨年大会で、女子選手として大会史上4人目の決勝進出を果たした近賀。2年連続でファイナリストとなり、今年はその昨年の27オーバー、45位をいずれも上回る成績を収めた。近賀は「疲れた。雨が降らなくて良かった。雨は苦手なので。優勝を競っているわけでもなく、楽しく回って、いいプレーをできた」と晴れやかな表情を浮かべた。

 10番では約16メートルのバーディーパットをねじこむなど、随所に圧巻のプレーを披露。「10番はマグレ。でも、序盤から3ホール目くらいでパットのタッチが合わせられてきて、前半はいい感じだった」と充実感をにじませた。今後に向けては「女子プロの卵とか、男性の方とかとも回らせてもらっている。出られる大会には出て、知り合いも増やせたら」と競技ゴルフならではの楽しみを追求していく意向だ。

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