北海道出身の菊地絵理香と小祝さくらが地元で優勝争い 三ケ島かなも加わり、好プレー連発


9番ホールを移動する小祝さくら(左)と菊地絵理香

9番ホールを移動する小祝さくら(左)と菊地絵理香

◆女子プロゴルフツアー 大東建託・いい部屋ネットレディス 第3日(23日、北海道・滝のCC=6560ヤード、パー72)

 首位からスタートした地元・北海道出身の菊地絵理香(フリー)が3バーディー、ボギーなしの69で回り、通算17アンダーで首位をキープした。

 同じく北海道出身で4打差の3位から出た小祝さくら(ニトリ)は1イーグル、3バーディー、ボギーなしの67で通算15アンダーとして首位と2打差の2位に浮上した。

 三ケ島かな(ランテック)も1イーグル、4バーディー、2ボギーの68で回り、2打差の2位と健闘している。

 第3日の最終組は互いに刺激し合ってレベルの高い争いになった。

 13番パー4で小祝が残り100ヤードの第2打を50度のウェッジで直接、カップに放り込むスーパーイーグルを決めた。美しく高い弾道のボールはカップを破壊。カップの縁が崩れたため、コース係員による修復を要するほどの強烈な一打だった。

 15番パー4では三ケ島がスーパーイーグル返しを決めた。残り104ヤードの第2打を50度のウェッジで振り切ると、ボールはカップ左奥に着弾。その後、サイドバックスピンがかかったボールは静かにカップに沈んだ。対照的なイーグルの応酬にギャラリーの興奮は最高潮に達した。

 首位の菊地は、その15番できっちりバーディーを奪い、首位をキープ。貫禄を見せた。

 2戦連続の北海道開催。地元出身の菊地と小祝が優勝争いを演じ、三ケ島も加わる。最終日も同じ3人が最終組。好プレーの応酬でトーナメントは盛り上がっている。

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