◆女子ゴルフ 世界女子アマチュアチーム選手権 最終日(27日、フランス・ル・ゴルフ・ナショナル=6317ヤード、パー71、サンノムラブラテシュ=6160ヤード、パー72)
最終ラウンドが2コースで行われ、団体6位から巻き返しを誓った日本チームが、サンノムラブラテシュの1番から出て、前半9ホールを終了した。
全米女子アマチュア選手権覇者の馬場咲希(日本ウェルネス高2年)は、個人で3打差の5位からスタート。3バーディー、2ボギーで1つスコアを伸ばし、個人では通算5アンダーで、3打差の暫定3位で折り返した。
同28位から出た上田澪空(みく、東京・共立女二高2年)は9ホールを消化し、同3オーバーのまま。同46位から出た橋本美月(東北福祉大2年)は10ホールを終了し、スコアを5つ伸ばす猛チャージ。同3オーバーでともに暫定25位につけている。
◇世界女子アマチュアチーム選手権 国際ゴルフ連盟が主催し、2年に一度の開催。1964年に第1回がフランスで行われ、服部道子、宮里藍らが出場してきた。2020年は新型コロナウイルスの影響で中止。服部は86年に個人で2位、前18年には安田祐香が個人で2位、日本は団体でも2位に入った。大会は各チーム2~3人で構成され、56か国が参加。ストロークプレーの個人戦と各チームで上位2人の成績をその日のチームスコアとし、4日間の合計で争う団体戦が行われる。