馬場咲希、6アンダーで首位と1打差ホールアウト 団体戦も1打差暫定2位…世界女子アマチーム選手権


馬場咲希

馬場咲希

◆女子ゴルフ 世界女子アマチュアチーム選手権 最終日(27日、フランス・ル・ゴルフ・ナショナル=6317ヤード、パー71、サンノムラブラテシュ=6160ヤード、パー72)

 最終ラウンドが2コースで行われ、団体6位から巻き返しを誓った日本チームが、サンノムラブラテシュの1番から出て、ホールアウトした。

 全米女子アマチュア選手権覇者の馬場咲希(日本ウェルネス高2年)は、個人で3打差の5位からスタート。5バーディー、3ボギーの70で回り、通算6アンダーでホールアウトした。現時点で1打差の暫定4位につけている。まだプレー中の米国選手ら3人が7アンダーで暫定首位に並んでいる。

 同28位から出た上田澪空(みく、東京・共立女二高2年)は4バーディー、2ボギーの70で回り、1オーバー。同46位から出た橋本美月(東北福祉大2年)は前半5バーディーと攻めて、計7バーディーを量産し、3ボギーの68と猛チャージ。4オーバーで終えた。

 団体戦では、上位2人の成績でその日のスコアが決まるチームスコアが138(68、70)で通算12アンダーに伸ばした。現時点で1打差の暫定2位につけている。

 ◇世界女子アマチュアチーム選手権 国際ゴルフ連盟が主催し、2年に一度の開催。1964年に第1回がフランスで行われ、服部道子、宮里藍らが出場してきた。2020年は新型コロナウイルスの影響で中止。服部は86年に個人で2位、前18年には安田祐香が個人で2位、日本は団体でも2位に入った。大会は各チーム2~3人で構成され、56か国が参加。ストロークプレーの個人戦と各チームで上位2人の成績をその日のチームスコアとし、4日間の合計で争う団体戦が行われる。

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