蝉川泰果、5打差19位発進 初出場21歳「それなりに耐えて何とかイーブンで回れた」


18番、紅葉を背にティーショットを放つ蝉川。初日はイーブンパーで19位スタートとなった(カメラ・今成 良輔)

18番、紅葉を背にティーショットを放つ蝉川。初日はイーブンパーで19位スタートとなった(カメラ・今成 良輔)

◆報知新聞社主催 国内男子プロゴルフツアー 今季最終戦メジャー 日本シリーズJTカップ 第1日(1日、東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)

 アマでツアー2勝を挙げ、プロ転向4戦目の蝉川泰果(東北福祉大4年)は4バーディー、4ボギーの70でイーブンパーの5打差19位発進となった。1番で3パットのボギー発進も、2番で6アイアンの第1打を1・5メートルにつけてバーディー。第1組の早朝スタートにもかかわらず、集まった大勢の観客を沸かせた。

 初出場の21歳は「風が強くて、もったいないホールもあったけど、それなりに耐えて何とかイーブンで回れた」と及第点を与えた。この大会では東北福祉大コーチで女子ツアー7勝の佐伯三貴さん(38)に指導を受け「アドバイスもいただいて、(パットの)打ち方が良くなってきた。しっかりできたらいい」と前向きに語った。

 来年からは米ツアーにスポット参戦しながら、海外挑戦の道を探る意向を固める。10月の日本オープンに続くメジャー連勝へ「ショットの縦距離を合わせ、パーオンすることを意識してやれば、いいスコアになると思う」と追い上げを誓った。(岩原 正幸)

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