松山英樹「伸ばしきれなかった」 トップと10打差で今季メジャー最終日へ


◆男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 第151回全英オープン 第3日(22日、英国・ロイヤルリバプールGC=7383ヤード、パー71)

 第3ラウンドが行われ、25位で出た松山英樹(LEXUS)は2バーディー、ボギーなしの69で回り、通算2アンダーの17位で最終日に向かう。首位のブライアン・ハーマン(米国)との差は10打のまま。「もう少し伸ばしたらチャンスがあるんじゃないかと思ったけど、少し伸ばしきれなかった。残念だったけど、いいプレーはできたかなと思う」と振り返った。

 3番で3メートル半を沈めてバーディーを先行させたが、この日の前半はグリーン上でのタッチがなかなか合わない。6番パー3ではピン左6メートルのバーディーパットが1メートル強オーバーし、首をかしげた。

 第1打を左ラフに曲げた14番で、グリーンが見えない位置からの149ヤードの第2打をピン手前4メートルに運んでバーディーを奪ったが、総じて5メートル前後のチャンスを生かし切れず。同組のビクトル・ホブラン(ノルウェー)が66と伸ばして4位に浮上したムービングデーは、もどかしい一日となった。

 トップのハーマン(米国)が独走しているが、2位とは5打差で、9位との差は2打。「そう簡単にOKバーディーは、このコースでは求められないので、5~6メートルが入ってくれないとチャンスはないと思う。そこにまず今日みたいにつけられるようにして、そこからしっかりとラインを読んで、ちゃんとヒッティングできるように頑張りたい」。トップ10入りがない今季メジャーの最終戦で、上位に食らいつく。

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