今季国内初出場の畑岡奈紗「50周年の記念大会。初優勝の思い出の地でもあるので盛り上げたい」


プロアマ戦で笑顔を見せる畑岡奈紗(カメラ・今西 淳)

プロアマ戦で笑顔を見せる畑岡奈紗(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン プロアマ(21日、宮城・利府GC=6569ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 日米通算11勝の畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は今季日本ツアー初出場となり、大会へ意気込みを語った。

 「今年は50周年の記念大会でもある。初優勝した思い出の地でもあるので、ホステスプロとして大会を盛り上げるようなプレーができればいい」

 国内での出場は、昨年11月の日米共催・TOTOジャパンクラシック以来、約10か月ぶりで今季初。2週前の米ツアーを16位で終え、14日に帰国。「週末練習して調整はできたと思うけど、あまりの暑さにびっくりした」といい、「ショットもパットもぼちぼちかなという感じ」と落ち着いた表情で話した。

 この大会は2017年にプロ初優勝(通算2勝目)を飾り、19年(7位)以来4年ぶり3度目の参戦。住友ゴム工業と用具契約する大会ホステスプロとして出場する。「ジュニアの頃からサポートしていただいているスリクソンの大会。ギアにもすごく助けられている部分もあるので、それをいかせるゴルフができれば」と感謝の思いを胸に、3日間を見据えた。

 プロアマでは、1977年の全米女子プロを制した樋口久子・JLPGA顧問とラウンドした。自身は今季、メジャーで全米女子オープン(4位)、エビアン選手権(3位)と優勝争いもタイトルには届かず。「樋口さんはメジャーも勝っていますし、最終日でメジャーではうまく伸ばせなくて勝てなかった、そういうところを聞いてくれたり。特別なことをせず普段の試合のルーチンでできるかが大事だと思った。そういうことが今後できるように」と“レジェンド”との会話の一端を明かし、決意を新たにした。

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