
プロアマ戦に出場した勝みなみ(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン プロアマ(21日、宮城・利府GC=6569ヤード、パー72、報知新聞社後援)
勝みなみ(明治安田生命)は8月のCATレディース(18位)以来、今季5試合目の日本ツアー出場。住友ゴム工業と用具契約する大会ホステスプロで「高校生の時から使用しているクラブ(メーカー)の大会なので、結果を出したい。ここで弾みをつけて、また米国に行きたい」と意気込んだ。米ツアーでは8月下旬以降、3戦連続予選落ちと苦しい戦いが続き、ポイントランクで78位とシード権獲得(80位以内)へ正念場となっている。
自身の調子については「ショットはCATの時よりは良くなっているので、あとはパター次第。構えが決まらないとラインが出なくなるので、いろいろ試行錯誤している。手の位置や体重のかけ方、ボールの位置でイメージが変わるので、そこら辺のイメージを取り戻していきたい」と分析した。
応援するプロ野球・阪神のリーグ優勝にも刺激を受けている。14日の優勝決定日は、外で見ていたといい「『栄光の架橋』が流れる前から泣いていました。8回表くらいから泣いて、1回引いて、また泣いて、最後また泣いてみたいな」と、うれしそうに振り返った。9回表の岩崎優投手の登板時に、今年7月に亡くなった横田慎太郎元選手が使用していた、ゆずの登場曲が流れた場面に感激したと明かした。