中島啓太「簡単にボギーを打ってしまった」 1打及ばず今季初の予選落ち


中島啓太

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◆男子プロゴルフツアー バンテリン東海クラシック 第2日(29日、愛知・三好CC西C=7300ヤード、パー71)

 34位で出た賞金ランキングトップの中島啓太(フリー)が2バーディー、6ボギーの75と乱れ、通算3オーバー71位で、昨年のダンロップフェニックスオープン以来となる今季初の予選落ちを喫した。「予選を通過することはプロゴルファーにとって一番大事なところでもあるので、しっかり反省したい」と静かに振り返った。

 浮上を目指しスタートしたが、前半だけで3つスコアを落とす展開に「前半の3オーバーは、バーディーがなくてすごく苦しい流れの中の3オーバーだった。後半もチャンスが作れず、簡単にボギーを打ってしまったことが残念」。14番で2~3メートルのバーディーパットを沈め、突破圏内の1オーバーに浮上したが、15、17番とボギーを喫し、カットラインに1打及ばなかった。

 シンハンドンヘオープン、パナソニックオープンと続いた前週までの出場2大会は、初日50位以下のスロースタートから、1けた順位でフィニッシュしている。「丁寧に攻めすぎているのか、あまり集中ができていないのか、バーディーを積極的に取りに行くべきなのかとか、なぜ初日で遅れているのか分からない。もっと練習をたくさんして、自信をもって初日をスタートできるようにしたい」と語った。

 今季初めて、週末にプレーすることなくコースを去った。次週のACNチャンピオンシップは欠場し、2週後のメジャー第3戦・日本オープンに向かう。「ショットもあまり良くなかったし、いいパッティングも2回しか打てなかった。しっかり切り替えて、日本オープンまでに調整したい」と顔を上げた。

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