１８番をパーセーブした畑岡奈紗（カメラ・今西 淳）
◆米女子プロゴルフ協会公式戦 ＴＯＴＯジャパンクラシック 第２日（３日、茨城・太平洋Ｃ美野里Ｃ＝６５９８ヤード、パー７２）
２位で出た米ツアー６勝の畑岡奈紗（アビームコンサルティング）が７バーディー、１ボギーの６６で通算１４アンダーの首位に浮上した。「スコアになっているけど、ショットは荒れていた」と振り返ったが、地元・茨城でファンの声援に「毎ショット、拍手をいただいたりするのでありがたい」と感謝した。
２番で５メートル、４番で４メートルのバーディーパットを決めるなどグリーン上で好調。７番からはいずれも２メートル以内につけ、３連続バーディーと前半に５つ伸ばした。終盤の１７番パー５は、残り２０１ヤードから２オンに成功し、バーディーを奪った。
今大会は実家から通いリラックスできているという。「母が料理を作ってくれたり、自分のベッドで眠られたり。愛犬に癒やされていることが大きい」。１８年以来の大会２勝目を目指す残り２日へ「明日からも伸ばしていかないといけない。ショットがもう少し良くなってくれたらと思うが、テンポやマネジメントを変えずにやっていければ」と気を引き締めた。