六車日那乃、4度目のプロテストは2打届かず涙「1年間やってきたことに悔いはない」


1番、ティーショット前にクラブを構える六車日那乃(カメラ・馬場 秀則)

1番、ティーショット前にクラブを構える六車日那乃(カメラ・馬場 秀則)

◆女子ゴルフ 最終プロテスト 最終日(3日、岡山・JFE瀬戸内海GC=6419ヤード、パー72、参加81人)

 合格ライン(20位タイ)と3打差の37位から出た六車(むぐるま)日那乃(日本ウェルネススポーツ大3年)は3バーディー、2ボギー71で回り、通算2アンダーの35位で不合格となった。昨年は1打差で不合格となり、雪辱に燃えていたが、4度目の挑戦でもプロになることはできなかった。ホールアウト後には涙を流し、悔しさをのぞかせたが「1年間やってきたことに悔いはない」と力強く話した。

 12番までに3つ伸ばし、合格ラインに迫った。だが、15、16番を連続ボギーとし、ボーダーには3打届かなかった。「今日は絶対5アンダーを出そうと思っていた」と最後まで諦めずにプレー。「今までで一番、自分の気持ちを強く持って、できたんじゃないかな」。4度目の受験は惜しくも不合格となったが、来年の再受験へ前を向いた。

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