蝉川泰果 序盤でつまずき30位「めちゃくちゃ緊張」「来週、再来週でリベンジしたい」


◆米男子プロゴルフツアー ソニー・オープン 最終日(14日、米ハワイ州・ワイアラエCC=7044ヤード、パー70)

 3打差4位で出た蝉川泰果(アース製薬)は2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの72とスコアを落とし、通算9アンダーで30位に終わった。

 ホールアウト後の中継局のインタビューで「めちゃくちゃ緊張した。今の順位にいるということよりも、風がどんどん強くなってきて、出だしのホールのティーショットの打ちづらさがすごかった」。難しいピン位置にも対応しきれなかった。

 2番で3オン3パットのダブルボギーを喫した。マークをせずに打った60センチ近いボギーパットを外し「あれは“お先”したらダメだった」と反省した。4番パー3もボギーとし、スタートから4ホールで3つスコアを落とし、大きく順位を下げた。

 その後は9、11番とバーディーを奪った。67位だった昨年からの成長に「引きずらなかった」ことを挙げた。「もっと上の順位で終わりたかったけど、去年の自分だったら、もうちょっとズルズル崩していたと思う。去年の日本ツアーを1年間戦った分、少しは成長しているのかなと感じた」と話した。

 次週のアメリカン・エキスプレス、24日開幕のファーマーズ・インシュランスと米ツアーでの戦いは続く。「来週、再来週で、また同じ位置まで持っていって、もう1回リベンジしたい」と前を向いた。

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