稲見萌寧、今季本格参戦の米ツアーへ「最初は楽しんで、いち早く優勝争いできるように」


稲見萌寧

稲見萌寧

 米女子プロゴルフツアー開幕戦のヒルトン・グランドバケーションズ・チャンピオンズが18日から、米フロリダ州レークノナ・クラブで4日間開催される。

 今季から米ツアーに本格参戦する20―21年季の国内賞金女王の稲見萌寧(Rakuten)が17日、中継局のWOWOWの取材に応じ、「最初は楽しんで頑張ってやりたいなと思うんですけど、いち早く優勝争いできるように。頑張って上位争いをして皆様に頑張っているよ!っていうのをアピールできるようにしたい」と今季への意気込みを語った。

 昨年11月の日米共催のTOTOジャパンクラシックで優勝し、ツアーメンバーの資格を手に入れた。これまでは、国内ツアー30勝で得られる永久シード獲得を目標とし、“国内派”を公言してきた。だが、トレーナーやスタッフといったチームメンバーと相談を重ね、渡米を決めた。「人生の中で一度はやってみたいなと思うので。(チーム)全員一致して海外行ってみたいという気持ちがあったので、お願いしますという感じで決定した。チームのみんなが一緒に戦ってくれるというのが、すごく安心感があってそれで決意できた」と米ツアー挑戦の決め手を語った。

 今大会出場は過去2年間のツアー優勝が条件で、35人が予選落ちなしで争う。稲見は日本時間19日午前0時37分にティーオフ。1年間を通して「全然違う芝質だったり、特徴のあるコースがある。そういうのを自分で対応できるのかなっていう力試し感がある。レベルアップできるという楽しみの方に変えて頑張っていきたい」。稲見の新たな1ページが幕を開ける。

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