
飛行機のオブジェの前で記念撮影する青木香奈子
◆女子プロゴルフツアー 資生堂・JALレディス(3~6日、神奈川・戸塚CC=6766ヤード、パー72)
25歳ルーキーの青木香奈子(マイナビ)が2日、会場で練習後に取材に応じ、憧れの河本結(リコー)の教えを胸に、初優勝を誓った。
前週のアース・モンダミン・カップは3戦連続の予選落ち。初日から77、72とスコアを伸ばせなかった。「ショットは悪くないけど、ロングパットの距離感が良くなかった。すごくグリーンが速く難しく感じて対応できずに終わった」と反省。先月30日にパッティングコーチの橋本真和氏にアドバイスをもらい、パットを修正した。
同大会では河本と同組でプレーし、大きな学びがあった。予選落ちした2日目の夜に会食。ショットのイメージやパットの練習法などを教わり、3日目に試合会場の練習場で試した。「結ちゃんは同じフェーダー(持ち玉がフェードの選手)で、左風の時に流れさせるか、強い球で風にぶつけるかのイメージの出し方を教わった。勉強したことを試合で出して、やりきたい」と力を込めた。
資生堂が主催、日本航空が特別協賛する今大会。「私は昔から“JAL派”で、(資生堂のスキンケアブランド)アネッサも10年以上使ってる。美しくて強い女性のイメージ。一番出たかった大会なのでうれしい」と笑顔を見せた。
今大会は、23年は桜井心那(ニトリ)、昨年は桑木志帆(大和ハウス工業)と2年連続で初優勝者が出ている。初Vが期待される青木は「まずは予選通過して、ポイントもほしい。初優勝はしたいけど、プレッシャーを自分にかけてできるものでもない。心の余裕を持ちながら臨みたい」と見据えた。