アジアアマ最終日の日本勢4人の総括コメント集


アジアアマ最終日で2位となった中島啓太

アジアアマ最終日で2位となった中島啓太

 ◆男子ゴルフアジア・パシフィックアマチュア選手権 ▽最終日(7日、シンガポール・セントーサGCニュータンジョンC=6847ヤード、パー70)

 アジア大会男子個人&男子団体2冠の中島啓太(18)=代々木高3年=は4バーディー、1ボギーの67で回り、通算11アンダーの2位。来年の全英オープン最終予選会出場権を獲得した。

 中島啓太「チャンスがあったので、今までで一番悔しかったですね。17番の3パット(ボギー)がちょっと。50センチくらいを外したのは悔しいですね。今日、4日間で一番いいマネジメントできて、チャンスも多かったけど決めきれずに、その間に金谷さん伸ばしてきた感じですかね。僕は16番のパー5を取れなかったので結構、ショック大きかったですね。15番も3メートルくらい(のバーディーパット)をミスパットして。今日は途中から結果が気になってしまって、スイングは良くなくて、スコアを作ることに徹してしまった。アジア大会で優勝した時に金谷さんが出迎えて下さったのを思い出して、僕も18番グリーンで出迎えました。金谷さんの優勝は悔しいのもあるけど嬉しい。少しは追いつけたと思っていたけど、この試合でまた一気に離された気がします。遠い存在になった気がします。来春大学進学を決めたので、大学在学中に一度は優勝したいと思う。(全英最終予選会出場権を獲得)全英が一番の夢なので、ぜひ本戦にも出場したい。全英オープンが一番好き。リンクスの試合にあこがれている」

 昨年の日本アマ王者・大沢和也(21)=日大4年=は5バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの70で回り、通算イーブンパーの25位。「先週の日本ツアー(東海クラシック)の時はショットが全然ダメだったんで、今週はそれが良くなって、収穫にはなった。来月、(来季のツアー出場権をかけた)第3次予選会があるんで、あとは予選会だけに集中していきたいですね」

 2年連続出場の日米ツアー通算13勝の丸山茂樹(49)の長男・奨王(しょうおう、18)=米カリフォルニア大ロサンゼルス校1年=は3バーディー、7ボギーの74で30位で終えた。「もうしょうがないですよね。また来年に向けて頑張ります。1年くらいずっとショットが悪くて何となくゴルフがかみ合っていない。良いスコアがなかなか出せない。何を変ええたらいいのかわからないので、アメリカに戻ってから考えたい。ちょっと時間がいるかなと思います。次は、メンバーに入れれば大学の試合です。(金谷と中島の優勝争いは)2人ともとにかく球が真っ直ぐいくので、あまりオーバーパーは打たない印象です。ここはコースが短いので、良いスコアが出るのかなと思いますね」

 初出場の呉司聡(20)=イーストテネシー州立大2年=は2バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの71で回り、通算1オーバーの30位でフィニッシュ。「今週は全然自分のベストのゴルフではなかったけれど、いい経験になった。今回ダメだったショット、セカンド、アプローチをとにかく大学に戻って一から練習したい。このあとは大学の試合が毎週続く。メンバーに入れればですけど。こういうようにメディアの人の取材も含めて、見られるゴルフというのも今回でいい経験になりました」

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