◆男子プロゴルフシニアツアー 富士フイルム選手権第2日(2日、茨城・江戸崎CC)
2位タイで出た久保勝美(56)=高根CC=は73で回って通算3アンダーとし、順位を3位タイに下げた。今季の賞金王を決めているP・マークセン(52)=フリー=は65で回り、15位タイから急浮上。通算5アンダーで田村尚之(54)=ダイクレ=と並んで首位に立った。
久保はグリーンに苦戦した。前日は18ホールで21パットだったが、この日は7番で1メートルを外すなど30パット。「グリーンが硬くて、落としどころが難しかった」と、うなった。前夜は乗っている飛行機が落ちる夢を見たといい「嫌だなあと思ったら、スコアも落ちました」と苦笑。今季は2位が4度と、わずかのところで優勝を逃しているだけに「チャンスなので頑張ります。マークセンだけには勝たせたくない」と誓った。