過去に古江彩佳のクラブ破損した山中専務、初優勝に「心から敬意を表したい」


通算17アンダーで史上7人目のアマチュア優勝を果たし、笑顔でトロフィーを掲げる古江彩佳(カメラ・今西 淳)

通算17アンダーで史上7人目のアマチュア優勝を果たし、笑顔でトロフィーを掲げる古江彩佳(カメラ・今西 淳)

 ◆女子プロゴルフツアー 富士通レディース最終日(20日、千葉・東急セブンハンドレッドC西C=6675ヤード、パー72)

 1打差の2位から出たアマチュアの古江彩佳(19)=兵庫・滝川二高卒=が6バーディー、1ボギーの67をマークし、通算17アンダーで逆転優勝した。アマの優勝は宮里藍さんらに続く史上7人目の快挙。11月に最終プロテストを控えていたが、免除されプロ転向を即宣言した。

 日本ゴルフ協会の山中博史専務理事(56)が、日本オープンの会場で古江の優勝に安どした。6月の日本女子アマ選手権最終日に、同氏らのカートが接触し優勝争い中だった古江の3ウッドを破損。動揺した古江は5位に終わっていた。「ああいうことがあったので心から敬意を表したい。私としてはありがとう、という気持ちです」と恐縮。古江はこの日、「そこまで落ち込むことはなかった」と語った。

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